ライトオンの株主優待で5,000円分の商品券をもらった。配当の一部だと解釈して買い取り、5,000円を再投資にまわすことにした。 で、その商品券で、アディダス・スーパースター(=バスケット・シューズです)とともに幼少のみぎりから愛用のリーヴァイスのジーンズを買うことにした。だいたい8,900-9,800円といった価格帯なので、半額で買えればこれヨイかと。 ところがなぜか、大量に店頭に置いてあるジーンズのレンクスが、どれもこれも34インチで頭打ちなのである。そんなヴァカな! わたしは36インチは必要。っつか、リーヴァイスのジーンズを買うときに、股下のサイズなんて気にしたことなんか一回もなかったのだから面くらった。たいがいの人は丈を詰めるのだが、わたしは「切る必要がないなんてうらやましいですねぇ」「モデルみたいですねぇ」と20年以上店員さんにお世辞を言われつづけていたのだから。 ためしに最大サイズ34インチのを穿いてみた。超短い。 で、店員さんから勧められたのが、ヴィンテージ・レプリカ。値段は15,000円。たしかにそのコーナーには19,000円とか25,000円とかのがあって、これはどれも36インチのがあった。そんなベスト・ジーニストな趣味はないからなぁ。 ハタと思った。リーバイ・ジャパンってそうやって躍進したのか!と。 「ほとんどの日本人が裾上げをしなければならないジーンズ」で収益をあげるには、ブランド力に限界がある。裾上げをしないで済む安価な国産ジーンズに一般大衆は流れるだろう。たしかにわたしもここ10年以上、ジャン・フランコ・フェレのフェレ・ジーンズとか、安くてサイズに不自由しないGAPジーンズを愛用していた。そのようにして、たぶんある時期、リーヴァイスから人が離れることがあったのだろう。 わたしがリーヴァイスから離れているうちに、小売りの店舗で裾上げしなくていい、日本人向けのサイズを取り揃えた。で、ジーンズ・マニア、こだわり派のためにはヴィンテージ・レプリカをアメリカのサイズそのままで提供。たしかに、裾上げなんて、大量販売向きではない。いっぽう、少数のマニアならば、手間も時間も費用も惜しまずないだろうし、彼らにとってはなにも変わらないのだ。 大量生産版のタグを見ると「フィリピン製」とある。ああなるほど、リーバイ・ジャパンの社長がフィリピン女性だってのはこういうことか、と。アジア人向けにカスタマイズしたリーヴァイスを、フィリピンの安価な労働力で大量生産するというシステムの成功が、彼女の存在そのものなのだ。 最近の若者の身長が高くなり、脚が長くなったといっても、「34インチ」が大衆的限界だったのね、と。そんなわけで、日本人のサイズの臨界点でまたもやはじき出されて、リーバイ・ジャパンの営業報告書を読んだだけでは実感とならなかった、この増収増益の大躍進のしくみがわかったのだった。勉強になりました…、ということで15,000円のを買った。予想外の出費は5,000円。
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今日、さる銀行に口座をつくりに行った。新規の窓口には客はひとり。少し待ったが、順番が来た。で、窓口の女性はアナウンサなみのかわいい美人たん。だが、近隣の大学の学生や会社の従業員しか新規の口座を断っているのだという。なんでだよ。理由は言わないのだ。 理由もなく「そういうふうになった」というのは失礼だろう。勝手にそっちで決めてるんだから。根掘り葉掘り聞かれて、結局は口座を開くことにはなった。「キャッシュカードは1週間後になりますが、よろしいですか?」 まあ、それはごくふつうだろう。「いま通帳をつくりますので、後ろの席でお待ちください」。 べつにほかの客がいてそれを能率よくさばくためでもないのに、なぜ、後ろに下がらせるのよ。案の定すぐ名を呼ばれる。で、通帳やなんかわかんない必要のないグッズを渡される。そこで聞いてみた。ところで、キャッシュカード1週間後、って年末年始挟むけれど、ほんとうに1週間で着くの? 「あのーそれはー…」 1月3日に着くのかな? だいたいでいいから教えてくださいよ。 「ここではわからないので、後ろの席でお待ちください」また後ろの席かよ。 で、どうするのかと思いきや、その場で同僚に聞いて、即座に名が呼ばれた。「4営業日後の発送になりますので、1月8日の発送になります」。それじゃあ、1週間後じゃないじゃんかよ。この女性は年末の銀行の、新規の窓口にいるんだから、そんなの確認しておけばいいのに。 しかーも、なんでこんなに行ったり来たりしなきゃいけないの。まったく無駄。あっちはずっと座ったまんまで、こっちは荷物を持っていったり来たりしなきゃならないんだし。客って、呼べば飛んでくる犬か。どんな理由があったとしても、あまりに客のことなんか考慮しやしないこのやり方。マニュアルだとしても、そんなマニュアルを持つ銀行なんてもうだめだろ。非常に不愉快。 銀行名は申し上げませんが、みなさんご存じのメガバンクで、なにかと問題があるように報道されている銀行でございます。客をみじめな気持ちにさせる銀行です。必要だったとはいえ、こんな銀行に口座を開かなきゃならないじぶんが、情けなくなりましたよ。 |
一昨日、テレビ朝日で、主婦とアイドルと芸人とで、「生活費1か月1万円」ですごせるか、という伝説づくりの番組を観た。全員が200円台の小銭を残して終わった。芸人はよゐこ濱口。 昨日は冬至で、ゆず湯に入ってつくづく思ったのだが、あの番組、全員がお湯をつかわないシャワーで済ませていたとこを見ると、絶対に、「生活費1か月1万円」は不可能、と思った。冬はできんよ。 で、だ。 それは無理にしても、年末にあたって、生活費について振り返ってみると、いやあしかしよくコンビニで食事を買ったよ。自炊は忙しくて。けれども、この連休自炊してみて思ったのだが、自炊する心の余裕がないと、ものづくりはダメよ、ということ。炊事、掃除は精神衛生上たいせつですワ。 それと、やはり、じぶんの生活費はいくら必要なものなのか、ざっくり把握しないと。2001年8月後半に言ってた家計簿なんて、とっくにつけてないし。どうやったらつづけられるでしょうか。 木村剛『投資戦略の発想法 -- ゆっくり確実に金持ちになろう』(\1,700)をまた読みなおそうっと。竹中金融再生チームから外されたキムにいだけど。 |
ロバート・キヨサキも邱永漢も言っていることだけど、お金を増やす基本は、払わなくてもいい税金は払わないこと。これは税金逃れとかそういうことではなくって、法律が定めた正当な理由で返してもらえるものは、返してもらわないと。 で、それは言わないと返してもらえない。 所得税の払い過ぎを戻してもらうための確定申告、この期限は、手続きができる日から5年間。たとえば、今年2002年の還付申告は、来年2003年に税務署が開いたらすぐにできますが、ここから満5年なので2007年12月の仕事納めの日がデッドエンド。 ということは、今週末27日金曜日が官公庁の仕事納めですが、その日にデッドエンドを迎えるのは、1997年分の還付申告です。5年前、医療費に入院など大出費をした人などは、レシートをかき集めて、源泉徴収票を会社からもらって、税務署に行きましょう。 申告デッドエンドのかんたんな覚え方は、「年号+5」の年末。
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税金のことで調べなきゃならないことがあった。ウェブ上に国税庁が開いているタックスアンサーというサイトがあるので、そこではキーワードで検索ができてとても便利。まずこれは参考になる。勉強になる。 で、今回は実際に、個別のケースについての確証がほしかった。サイト内にも直接行っても、電話でも答えます、と書いてあったので、税務相談室に電話してみた。すると、何回か話し中ではあってけれどすぐつながった。ドギマギと質問したら、しっかり調べて、ていねいに答えてくれた。 確かに、いちど聞いただけでは頭に入らなかった。なかなか理解できなかったけれど、わかりたかったから、しつこく尋ねてみた。またていねいにわかるまで答えてくれた。とっても助かったし、頼もしく思えた。 これからは一方的に推測したりもの怖じしてないで、どんどん聞いてみよう、と思った。リンク先は、ウチのサイト内の[Links.]ページにもあるけれど、直接リンクはこちら。
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「USA TODAY」(2002.8.16)でのダニー・シェリダン曰く、100万ドルを稼ぐための成功率は以下の通り。
そういえば、邱永漢も、エリート・サラリーマンなんかよりも、そこらへんの八百屋さんとかのお商売やさんのほうが、お金は持っているもの、と書いているのを読んだことがある。『新・メシの食える経済学』(\1,500)だったかな? 税金面を考えても、会社組織に雇われているよりも、会社組織を経営していたほうが得なわけだし。そんなことは、橘玲『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 -- 知的人生設計入門』(\1,600)にも書いてある。 小商売がよろしいようですゼ。 --- ロバート・キヨサキ『金持ち父さんの子供はみんな天才 --- 親だからできるお金の教育』(¥1,900)p.159からの孫引き。 |
ロバート・キヨサキ『金持ち父さん 貧乏父さん』(\1,600)、木村剛『投資戦略の発想法 -- ゆっくり確実に金持ちになろう』(\1,700)はもちろん必読書なのだが、邱永漢『お金の原則』(\533)を忘れてはいけない。日本での資産形成についての考え方、ということでも必読だ。 すぐれた本はどれを読んでも、基本的にはおなじことが書いてあるように思う。それは、わたしも含めて、まだまだ著者たちの境地までたどり着いていないからでもある。ロバート・キヨサキと邱永漢とがよく言っているのは、失敗を怖れずに、まず一歩踏み出してみなさい、ということだ。失敗してみて、アイタタタと思ってはじめて視える景色がある。 この日記のごく初期にわたしも書いたが、投資とは自転車に乗るのとよく似ているのだ。自転車にはなかなか乗れないで苦労するけれども、いったん乗れるようになれば、すぐに傘を差しながらだって両手放しでだって乗れるようになるものだ。それから先は、そんな無茶な運転はしなくなるし、曲乗りや困難な道を行くのが面白いと思えばモトクロス・バイクに興味を持つだろうし、遠くに行くのがたのしくなればそんな自転車を手に入れようとする、速さがよければ、単車に向かうかも知れない。つまり、一度乗ってからが、個性なのだ。 じぶんの投資スタイルを手に入れ、じぶんらしい資産形成ができるようになるためにも、これらの本は読まれるべきだ。どこかにじぶんの知らないうまい話があるんじゃないか、となんとなく思っている人が、悪質なサギにひっかかったりしてしまうのだ。「わからないことはやらない」、とウォーレン・バフェットも言っているくらいだ。わけのわからない儲け話に、得なことなどおそらくないだろう。「リスクとは自分がなにをしているのかわからないときに生じるものである」(バフェット)。 --- この2つ下に、長い間「執筆中」だった「敗者のゲーム#2」を書きました。それも読んでみてください。 |
帯に「日本人には役に立たない『金持ち父さん 貧乏父さん』は今すぐ捨ててください!!」と書いてある本が出た。橘玲『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 -- 知的人生設計入門』(\1,600)だ。読んでみると、これがじつはよい。 『金持ち父さんの子供はみんな天才 --- 親だからできるお金の教育』(¥1,900)の出たばかりのロバート・キヨサキにケンカを売っているわけだが、目指すのは「経済的自由」でとまったく一致している。『金持ち父さん 貧乏父さん』を捨てる必要はまったくない。 たしかに出版当初から、poor dad系のブーイング以外にも、日本の税制、法制度に合わない、という意見は出続けている。この本は、その部分を補完してくれる。しかも、タックス・ヘイヴンに日本人を導こうとすらしているので、結局は脱日本だったりする。 はじめてこちらを覗いた人には、次の4点を読むことを勧めたい。
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『敗者のゲーム --- なぜ資産運用に勝てないのか』(日本経済新聞社、\1,500)でチャールズ・D.・エリスが言っているのは、市場というプレイ・グラウンドでは、機関投資家という投資のプロですら勝てない、なぜなら、機関投資家そのものが市場だからだ(p.27)、というわけである。だから、とっととインデックス・ファンドを買え、つうことなんだが…。 そもそも「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」との違いは、テニスの例で示されている。つまり、前者が鮮やかなショットで点をもぎとっていくのに対して、後者は、どちらかのミスで点が入るのだという(p.29)。「テニス」や「ゴルフ」の場合、これはプロフェッショナルとアマチュアとの差なのだが、「戦争」や「航空機の操縦」の場合は、現在では完全に「敗者のゲーム」なのだ。ミスは許されない。 ウォーレン・バフェットが、株価の動きなど見ない、見るときは、市場でまた馬鹿げたことをやっているという程度の気持ちで見る、というようなことを言っている(R.G.ハグストローム・ジュニア『株で富を築くバフェットの法則 』、ダイヤモンド社、\1,800、を参照)。市場から離れろ、と。 「球」を見ないでどうして「球」が打てるというのだろうか。 バフェットにとって、株価の動きなど、テニスにおける「球」の動きではないのだろう。「敗者のゲーム」である市場とおなじフィールドで、違うルールで違うゲームをやって勝つ、ということなのではないだろうか。ではなにを見て打て、というのか。勝つために見るべきもの、それがファンダメンタルなのだ。
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